骨粗鬆症の治療(骨粗しょう症の治療)について
骨粗鬆症と診断された場合、骨粗鬆症の治療が必要です。骨密度の低下の進行を防ぐことを目的にした治療が行われるわけですが、治療方法として以下のような方法が考えられます。
「薬物療法」
カルシウムの吸収を良くするための薬や、ホルモンバランスを整える働きのある薬などを組み合わせ服用します。薬は誤った服用をしてしまうと思わぬ作用が働くことがあるため、必ず薬を処方してもらったお医者様の指示を守るようにして下さい。
「理学療法」
薬物療法と並行して行われるのが理学療法です。骨粗鬆症によって痛みが出ている箇所に、超音波療法や温熱療法などを用いて痛みを和らげていきます。歩行に支障が出ている時は、生活上の動作に不便な状態があるような場合は、リハビリを行うこともあります。
「食事療法」
毎日口にする食事の中で、カルシウムを効率的に摂るように指導します。ビタミンDやマグネシウムなどカルシウムの吸収を助ける栄養素を上手に組み合わせながら、バランスの良い食生活の中でカルシウムを十分摂取できるようするのが大切です。
「運動療法」
強い骨を作るためには運動は必須と言えるでしょう。しかし、骨粗鬆症の人は骨が弱くなっているため骨折のリスクがつきまといます。過度な運動を取り入れるのではなく、お医者様に指導された無理のない運動を取り入れると良いでしょう。運動の際に外出し、太陽の光をあびることもカルシウムの吸収を助けると言われているので、天気のいい日には無理のない程度に積極的に外に出てみるようにして下さい。
骨粗しょう症の治療薬について
骨粗しょう症の治療では薬による治療が行われるのですが、薬だけに頼らず、生活習慣を見直して、骨を丈夫にしていく努力と並行して治療していくのが一般的です。
骨粗しょう症の治療で用いられる薬は以下のようなものがあります。
「カルシウム剤」
毎日の食事の中でカルシウムが摂りにくい場合に使用します。胃腸の調子が悪いためにカルシウムを吸収する力が弱い方、カルシウムが豊富に含まれている乳製品を摂ることが出来ない方や苦手な方などは、カルシウム剤で補う方法が有効です。
「活性型ビタミンD剤」
ビタミンDはカルシウムの吸収を良くして、骨の形成を働きかける栄養素です。この栄養素は活性型に変化することによって十分な働きをするため、既に活性型となっているビタミンDを摂取することにより、効率良くカルシウムを吸収できるのです。活性型ビタミンD剤は、カルシウム剤と合わせて処方されることが多いと聞きます。
「ビタミンK剤」
ビタミンKには骨を丈夫に保つ働きがあります。骨にカルシウムが沈着する働きを助ける力、骨からカルシウムが流れるのを抑える力など、骨を丈夫にするためには欠かせない働きを保持しているため、骨粗しょう症の治療では欠かせない薬になっております。
「カルシトニン」
これは注射薬ですね。カルシトニンによる治療は、週に数回の通院治療が必要になってきます。古い骨の細胞が壊れる「骨吸収」の働きを抑える作用とともに、痛みを鎮める働きを持っている薬です。骨粗しょう症により痛みがある場合に用いられることが多いようです。